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2009/12/01 (Tue) 名作シリーズその2「猫町」

2冊目は、萩原朔太郎「猫町」岩波文庫

萩原朔太郎は詩人ですね。
これだけ有名な方ですが、私はきちんと作品を読んだ事は無かったかも・・・・

やっぱり「猫町」よりも気に入った物を見つけてしまいました。
どうも、私は作品そのものよりも、作家の何かに対する考察とかに感心してしまうみたい。
作品はどうしたって古い時代の物だから、その時代にあっただろう新鮮さ、斬新さはどうしても味わえない。
どんなに有名で偉大な作家でも、作品は完成をもって時を止めてしまうのに、芸術はその後も進化してしまうって事ですね。
もちろん、古典の芸術として、別の価値が生まれる訳ですが。

では、「猫町」の紹介と感想は続きへ・・・・

私は中学生ぐらいまで、方向音痴を自認しておりました。
だから「猫町」の感覚はよ~くわかります。^^
「あっ、この手があったか」という感じ。
例えば、ファンタジーにすることも出来たのに、作者はリアルに終わらせました。

私は今回「萩原朔太郎」でググッてみて、初めて彼の「詩」に触れました。
研究はしていないので、私の勝手な解釈ですが、朔太郎は「リアル」にこだわる作家なんだろうなと思いました。
彼の気味の悪い詩も、想像で作っているのではなく、リアルな感覚で作っている。だから力を感じる。
空想で創作する事が出来なかったので、コカインの中毒になったのだろうと思います。
「猫町」
ちなみに詩集「月に吠える」

でも私が気に入ったのは・・・
「老年と人生」
お時間のある方は、お読み下さい。但し・・・40代以上で無いと、理解出来ないかも。^^;

ああ~皆同じ感覚を持つんだ。男女に関係なく、生きた時代に関係なく、パンピーも芸術家も関係なく・・・・と、思えませんか?(文中では芸術家限定で言っていますが、そんなこたぁ無いよね)
何だか朔太郎が可愛く思えてきました。


それにしても・・・この時代の作家って、なんで「芸術家」にこだわるのだろう?
なぜこんなに「芸術家」にステータスとプライドを持つのだろう?
貧乏浪人が「武士」である事にプライドを持つのと一緒?
それとも、生産しない事への引け目の裏返しかしら?
時代なんでしょうけれど、大人になってから知る「作家の人となり」は、子供っぽく見えて少し寂しいです。


*ネットで作品が読めるのが分かりましたので、芥川龍之介の「蜜柑」と「芸術 その他」も前ブログに追加でリンクしてあります。興味のある方は、読んでみてください。
私は文庫本を購入してしまったので、これからも文庫本で読んでいきます。^^
やはり「文学」は本の方が読み易い・・・アナログ人間です。

マダムのお勧め | trackback(0) | comment(10) |


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comment











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No title 

今、【蜜柑】読んできましたe-317
時代風景はやはり昔な感じですが、汽車の窓から投げた
蜜柑が目に浮かんできてちょっと切ないでも温かい気持ち??
になれました。。。
ありがとうございますe-266
また読みに来まーーーすe-319

2009/12/02 00:25 | みこぽん [ 編集 ]


みこぽん様 

コメントをありがとうございま~す。

「蜜柑」良かったですか?^^
古き良き時代の、独特の時間の流れがありますよね。
それが・・・ハマります♪
この話を読むと、彼の純粋な部分を感じます♪

PCで文章を読むと、目が疲れないですか?
私は「河童」を読みたくて、「お気に入り」に入れたのですが・・・まだまだ読めそうもありません。
め、目が・・・乾ききってる(涙)・・・って、涙も出ないし~^^;

2009/12/03 02:53 | マダム半世紀 [ 編集 ]


 

前回の芥川からずっと読み続けて、疲れました。
PC画面だと"目"が疲れるので
携帯から(泣)

ちょっと昔にタイムスリップした気分です。
情景が浮かんで来て、懐かしいような切ないような
みょうな気持ちになります。
久し振りに"文学"に触れました。
ありがとうございますm(__)m

2009/12/03 13:01 | りか [ 編集 ]


No title 

うん、小説なんかの文面は縦書きの方が頭に入りやすいかも~~
文字最大にして読んだわよ~~e-317e-330
それでも・・・目が・・・ウルウルしばしば・・・
しょっぱなから「コイツ・・・ヤクチュウ???」
ってかんじでしたが・・・↑失礼~~
この感性もすごいですよね~
朔太郎は読んだ事なかったので面白かったよ~
「セカチュウ」の朔太郎の命名の由来だったな~なんて。
いやいや~久々の文学との触れ合いでしたよ~e-320


2009/12/04 10:44 | アマゾネス [ 編集 ]


No title 

本を読まなくなって、かなり時間が経っていますが、
目が疲れて、読む気になれません。
だから言葉もなくして、思考回路も止まります。
こうやって老いを迎えるんでしょうね。

私は間違いなく老いています。
出来るならマダム様、声に出して読まれることをお勧めします。

2009/12/04 23:31 | シェイド [ 編集 ]


No title 

萩原朔太郎といえば、中学か高校で習った「檸檬」という詩を思い出します。(あれ・・そんなのなかった?)
すごくナイーブでみずみずしい感じの詩だったような気がするんだけど・・・朔太郎の顔を写真でみたら、一気に引いてしまいましたw なんか・・・檸檬というよりはじゃが芋のようなw

ジェイドさんの意見に賛成です。
私もちょ~目が悪いので長時間読書はできないんだけど、音読すると内容もよく頭に入るし、気分転換にもなるし、脳細胞が活性化してる気がします。(気だけw)

2009/12/05 16:08 | とんがりねずみ [ 編集 ]


訂正 

「檸檬」の作者は梶井基次郎でした。
今日、車で走っているとき思い出した~。
失礼いたしました~v-356

萩原さんは、めがね掛けた、寝癖頭みたいな人だっけ?
(作品より、風貌にこだわる・・・)

2009/12/06 16:55 | とんがりねずみ [ 編集 ]


コメントをありがとうございます♪ 

お返事遅くなりました。申し訳ございません。^^;

りか様
やっぱり読んじゃいましたか?
・・・そんなりかさんに・・・
誘惑のサイト「青空文庫」を教えちゃいます。^^
http://www.aozora.gr.jp/
著作権切れの作品を、読み放題!
ラインナップが学校の図書館のようです!
縦書きにも出来るようですが・・・・私には出来ませんでした。^^;
縦書きにしたら、ずいぶん読みやすくなると思うのだけど。

著作権は50年(映画は70年)だそうで・・・・
ってことは・・・私の生まれる前の作品が殆どね!^^

アマゾネス様
>コイツ・・・ヤクチュウ???」
私は「おっ、ジャンキーじゃん」って思った!^^
詩人が薬を使ったら、ずるいよね?
女優が整形するようなものだわ。

そっか・・・携帯の方が目が疲れないんだ~
でも、私は携帯はネット接続はしないので、(料金プランの都合上・・・^^;)もっぱらPCです。

目って・・・大事よね~~~~
目さえ元気なら、楽しみは沢山ありそう♪


シェイド様
今、私も「老い」については、日々考えています。
どうしたら「老い」を楽しく感じる事が出来るか・・・・
「諦め」をスパイスにするのは否めませんが、それでも楽しむ事は出来ると思うのです。
それこそが、動物と人間のもっとも大きな違いでは・・・と思うのですが・・・理想論ですかね?^^;

「楽しい老後」は無理でも・・・・
少しぐらい「老いを楽しむ」に挑戦してみたいものです。^^
そう、今の内に音読して、テープに録音しておくって手がありますよね!^^

とんがりねずみ様

>「檸檬」の作者は梶井基次郎でした。

私は知りませんでした。^^;
とんがりさん、知ってたのね~?
「檸檬」って高村光太郎の詩だと思っていました。

そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白いあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ


でも、調べたらこれは「レモン哀歌」ってタイトルだったみたい。
「知恵子抄」の中にあったような・・・
あ~とっても少女っぽいわ~中学生の私を思い出します。

記憶力は老人並みなのが悲しいけど・・・
あっ・・・萩原朔太郎さんの写真は
http://www.google.co.jp/imglanding?imgurl=http://www.k5.dion.ne.jp/~kanakana/LOVELOG_IMG/8DF191BE98Y.JPG&imgrefurl=http://blogs.dion.ne.jp/kappappa/archives/4384626.html&h=1048&w=746&sz=225&tbnid=myKJF3P4eNUYGM:&tbnh=267&tbnw=190&prev=/images%3Fq%3D%25E8%2590%25A9%25E5%258E%259F%25E6%259C%2594%25E5%25A4%25AA%25E9%2583%258E%25E3%2580%2580%25E5%2586%2599%25E7%259C%259F&hl=ja&usg=__pxfCmkFVmpYYWNIeDNFoat5rh9U%3D&ei=cuMbS7SWCJXk7APb6KTRDw&sa=X&oi=image_result&resnum=3&ct=image&ved=0CAcQ9QEwAg&q=%E8%90%A9%E5%8E%9F%E6%9C%94%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%80%80%E5%86%99%E7%9C%9F&start=0#start=0&imgurl=http://art4.photozou.jp/pub/759/166759/photo/7822922.jpg
です。
めがねはかけてないみたいよ~
顔、初めて見た・・・(覚えてないだけ?^^;)

2009/12/07 02:04 | マダム半世紀 [ 編集 ]


No title 

朔太郎の"旅上"という作品に

ふらんすへ行きたしと思ヘども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背広をきて
きままなる旅にいでてみん

とあります。
彼の紡いだ言葉の数々に触れると
フランスとは 書きたくなくなる"ふらんす"と書きたくなる
パリとは 書きたくなくなる"巴里"と書きたくなる
そう思ってしまう。

とても直截的な情性を持った人ですね。萩原朔太郎は。

2009/12/16 04:08 | ranran [ 編集 ]


ranran様 

コメントをありがとうございます♪

萩原朔太郎
私は彼のリアルにこだわった表現は好きです。
幻想的になりそうな世界を、リアルで引き止めています。

本文にも書きましたが、今まで朔太郎は読んだ事が無く、「旅上」初めて読みました。
ビックリしました!
まともで、繊細な朔太郎でした。
「月に吠える」は、若さが青くて自分を追い詰めた感じだったんですが、「純情小夜曲」は、本来(であろう)のロマンチックさが出ていて、大人で良いですね。
私は「櫻」が気に入りました。



櫻のしたに人あまたつどひ居ぬ
なにをして遊ぶならむ。
われも櫻の木の下に立ちてみたれども
わがこころはつめたくして
花びらの散りておつるにも涙こぼるるのみ。
いとほしや
いま春の日のまひるどき
あながちに悲しきものをみつめたる我にしもあらぬを。


朔太郎の深い所を教えていただきました。ありがとうございます♪

2009/12/16 12:19 | マダム半世紀 [ 編集 ]


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