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2008/12/13 (Sat) タイムスリップ

他の方のブログで懐かしい本の紹介などあり、ここのところ、所蔵(という程ではないけど)のマンガやら、本やらを読み返してる私。


「中原中也の詩集」 読んでは、メランコリックで繊細な神経に染まり、危うくなる心。

あまり生きている事が辛くなるので、又々数編しか読めませんでしたが。
そんなに自分の弱さを自慢しなくっても‥と、力量の無い作品なら上滑りしますが、力のある人の物を読むと、引きずり込まれるのが、恐ろしいところ。
中也さん、はっきり言って人間としてダメダメなのは周知のところ。それでも「汚れちまった悲しみに‥」好きです。悲しみすら汚れる事の意味は30歳を過ぎて、初めてわかりました。
今では「汚れすぎてしまった悲しみ」です。


「夢見森のモーリス」MAIZON著 全2巻を読んでは先に逝ってしまったワンニャンに思いをはせる。

死んでしまった動物達が、転生を待つ間暮らす森。主に猫が中心なんですが、逝ってしまった子達がこんな風に生活していたらいいな‥なんて、心が暖かくなるファンタジーマンガです。


「T・E・ロレンス」神坂智子著 全7巻「アラビアのローレンス」実在の人物を脚色した少女まんが。

彼はゲイだったらしいのですが、砂漠と戦いとアラブの男達に魅入られた苦悩の生涯を書いています。
今更ながらに、アラブの男の熱い乾いた肌と羊の体臭まで感じられ、彼が惹かれ、離れる事の出来なかった訳が分かるような気がします。
戦う事で「生」というものをシンプルに戻し、彼がキリスト教に感じていた偽善を、イスラム教が見事に取っ払う。但し、戦いに心の平安は訪れませんが。
私を遠いアラブまで、連れて行ってくれました。砂漠は清潔です。


「トーマの心臓」萩尾望都著  私の中に眠る少女の心が揺れます。

透き通った少年の想い。大人になったら無くしてしまう透明に近い純粋さ。多分に自己中心的なのですが、それが許される一時の世界。う~ん素敵!
大人に成りたく無い!(すみません、殴らないで下さい)
読んでる間は、鏡を見てはダメね‥

ああ、私の悪い癖ですが、その世界にのめり込み過ぎます。引きずり込まれ過ぎです。
年末だというのに‥こんなに心が繊細で敏感になっては、仕事なんて出来ません。年が越せません。^^;

で、又蔵書は封印して、明日からはどっぷりリアルに戻る事にしましょう。
良い本は恐ろしいです!

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No title 

おはようございます♪

すっかりご無沙汰をしています。
中也さんの文字に思わず心が騒ぎます。
話変わって・・・
わたしも引きずり込まれるのが恐ろしくて(良い方にならいいのですが悪い方に)、怖くて手が出せない本が多々ありますが、時間があったらゆっくり読みたいです。
では・・・

2008/12/13 10:53 | 【一心】 [ 編集 ]


もしかして… 

マダムさんをノスタルジーに引きずりこんだのは…私でしょうか?
古くても良いものは、
いつまでも色あせずに心のどこかにありますよね!
たまに、引き出しを開けて広げるのも
いいかなと思っています。
もちろん、「今」良いものも、いつかは大切な心の引き出しに
しまえるように…

2008/12/13 14:14 | りか [ 編集 ]


こんばんは 

前は子供達に漫画借りたり、買ってきて貰ってましたが、
最近は堂々と真っ昼間から買ってくるようになりました。
ブログで仲良くなった皆さんのおかげ。
中原中也氏は写真で見る限り、
なんともはや漫画に出てきそうな方ですね。
線の細い儚い印象です。
「汚れちまった悲しみに」は私も好きな詩です。

「アラビアのロレンス」は見たけど、漫画があるのですか。
これも探して読んでみたいです。
「トーマの心臓」、
マダムさんは鏡を見ても大丈夫よ!

私も早くやることやって、どっぷりと浸かりたい世界ですよ。







2008/12/13 21:35 | 琳子 [ 編集 ]


No title 

こんばんは。
中原中也、懐かしい名前です。
本は夢中になるとコワイですよね。
私も読むの好きなのですが、入り込んでしまうともうダメ。動けなくなっちゃいます。
宮部みゆきのなんて読み始めたら兎の眼のように真っ赤になっても止まらない・・・。
仕事でもかなり目を使っているので、目のためにも最近は封印してます。でも時々ウズウズします。
ラッシュの電車で知らない人の肩越しに、一緒になって文庫本読んだりもしてます。かなりコワイ女になってるかも(笑)
マダム半世紀さん、汚れすぎて…なんて全然ないですよ~(^_-)-☆

2008/12/13 23:40 | まめゆり [ 編集 ]


コメントをありがとうございます♪ 

一心様
こんばんわ~ お久しぶりです♪
>怖くて手が出せない本が多々あります

一心さんも、のめり込みますか?^^
危うさが魅力・・・浸りたい、でも浸ったらヤバイみたいなものは沢山ありますね。
深~く入ると、心の切り替えは思う様に出来無い事があって、純粋に楽しむだけの小説などは切り替えが楽なんで、普段はそちらに逃げてしまいます。^^;

お互いに、いつか‥思いっきり読める時が来ると良いのですが。


りか様
はい。りかさんのブログのせいもあります。他の方のブログでも、「ポーの一族」なんてタイトルも見てしまいました。
りかさんも是非、砂漠の男の熱い肌に触れて下さい!

「今、良い物」タマにありますね。アンテナを張り巡らせて無いので、偶然の出会いですが。
出会った時は、感謝したくなるくらいの物。
苦手な分野でも、作家さんの力量に感嘆してしまうもの。
少し集めようかしら‥
あっ、ダメ。^^;来年にします。
やっと、現実に戻れそうなんで‥


琳子様
中也さんは、ビジュアル的なものでも人気がありましたね。高校生時代には‥
私は実はサブキャラ好き(天邪鬼とも言う)なので、王道の中也さんは、あまり好きでは無かったのですが‥なぜか心に入り込む言葉を持っています。それが、力量なのでしょうね‥

ロレンスはお薦めですよ~。琳子さんも是非、砂漠の男の熱い肌に触れてみて下さい。歴史の好きな琳子さんですから、1週間くらいは、日本に帰って来れないかもしれません。^^
年が明けてから‥お薦めします!(もしかして、年明けも忙しい?)

ありがとう♪
でも、トーマを読み終わったあとは、一日鏡は見たく無い^^;
私達の「透明な想い」は、結晶になってまだ心に残っているのを、思い知らされました。かなり美化されてしまっていますが。

まめゆり様
ブログ、拝見しております。
初コメ、ありがとうございます。

>ラッシュの電車で知らない人の肩越しに、一緒になって文庫本読んだりもしてます。
おお~っ!ものすごい技術ですね。私は視力が悪いので、そんな高等技術は使えません。羨ましいですわ~。

宮部みゆきさん、私も何冊か読みました。一気に読みたくなりますね~。
その世界に飲み込まれるからこそ、楽しめるのですが、現実社会では余韻を楽しむ事が難しい~^^;
心と身体の事を思えば、その方が健全なのかもしれない‥なんて、普段は諦めてるのですが。

>マダム半世紀さん、汚れすぎて…なんて全然ないですよ
ありがとうございます♪
そう言って頂くとホッとします。又、現実社会によみがえります!^^

2008/12/14 01:19 | マダム半世紀 [ 編集 ]


こんにちは^^ 

良い本は恐ろしいです!

これ、作家さんにとっては最高の褒め言葉ですよ。
上手い!
私の場合、ひきこまれるというより、落ち込みますねww
本当に力のある作家さんの作品は、一行、一行、隙がない。
だから尚更、落ち込みますよ~。
自分はまだまだここまで辿り着けないんだ…そう思ってしまうんですね。。。
ある意味、毒でもありますが、打ちのめされた自分と感動をしている自分がいるので、良薬でもあります。
完全な読者になりきれない自分ですけど、できるだけ本は純粋な気持ちで楽しみたいと思いますよ。

詩集ですか…久々に読んでみようかな♪

2008/12/14 10:51 | ウダム [ 編集 ]


先日”11人いる”を読みました。 

萩尾望都さんが大好きで”この11人いる”は特にお気に入りでした。
少女マンガと思えないストーリー。その時代より少し先を見ている
展開に心を奪われました。
これと一緒に「ポーの一族」も買いました。
アンニュイな、雰囲気、それにバンパイアという設定も好きです。
いないとは言い切れない世界観が、存在すれば良いと願うほどでした。

本の世界は、現実逃避します。
その世界に浸りきって、そこから出られなくなります。
最近は絡め取られて、しっかり疲れて、抜け出すのに時間がかかります。

ミステリーが大好きで、かなり昔に読んだ「黒衣の女」を中古でさがしています。
ホラーですけど、心底怖い!読んだ後に恐怖が訪れます。

サザンのファンで桑田さんが主題歌を作ったというので「闇の子供たち」を読みました。
このストーリーから抜け出るのに、人の手を借りました。
私だけがそうなるのかと思いましたが、私だけじゃなくて良かったと思いました。
人の手を借りなければ抜け出すことが出来なくなる本は、ちょっとお預けです。^^;

中原中也さんは知りません。ごめんなさい。

2008/12/14 20:40 | シェイド [ 編集 ]


コメントをありがとうございます♪ 

ウダム様
ああ、そうなんだ~‥と、妙に感心しちゃいました。
書く側になると、そういう風に本を読むのね。^^;
わたしには‥出来無い~!

良い本は繰り返し読みたくなる。
衝撃を受けた本というのは又別にあるものですが‥
どちらも記憶に鮮明に残ります。
面白い本はそこそこ多いのですが。

ここ数年では「狐笛のかなた」 上橋 菜穂子著が胸キュンでした(いったいいくつだよっ!)
これなら、何回読み返してもいいや‥と思えましたよ。

ウダムさんの目指すところは、私の好みのジャンルではないかもしれない。でも、力があれば、ジャンルを越えて、引きずり込まれるはず。

でも、あまり最初からそこを目指すと、きっと自己崩壊しますので、要注意。やはり、何作もこなさないと、書く方の技術はつかなくて当たり前だもんね‥
ウダムさんみたいに沢山読みすぎてると、読み手から書き手に変換する時は、その切り替えが難しいんではないかい?
たまには、本を純粋に楽しんじゃって下さい~♪


シェイド様
「11人いる!」も名作です(感涙)もちろん、持っています。
シェイドさん、私を又陶酔の世界に引き込まないで~!
やっと、現世に戻りかけてるんですから‥

今日も仕事中に、砂漠が広がるわ、帰り道チャリ漕いでると、向こうから来る人がギムナジウムの制服着てるわ‥
大変なんですから~^^;
この上、宇宙まで広がったら~地球に帰って来れません。

「黒衣の女」は読んだ事が無いのですが・・・怖い?じゃあ、止めます!私、怖がりなんです。^^;又、夜にお風呂に入れなくなる。
昔、貴志祐介さんの「黒い家」を読んだら、人間がとても怖くなりました。布団に入っても落ち着かなく、何度も戸締りを確認しました。これもミステリーです。良かったらお試し下さい?
でも、シェイドさんも今はお子ワン達の子育てが忙しくなってしまって、本を読む時間が取れないでしょう?

「闇の子供たち」映画を見て見たいのですが、一人で見る勇気が出ません。重いでしょ?本はもっと重いと聞いています。図書館で借りるつもりではいますが、来年回しです。
これは、ドツボにハマルのは分かっていても、読まなければいけない気がするんです(泣)
今の状態で読んだら、浮き上がって来れないかもしれない。
もう少し、精神が強靭になってから、読む事にします。^^;

シェイドさんと本の好みが似ているようで、嬉しかったわ~

2008/12/15 01:16 | マダム半世紀 [ 編集 ]


あたしですっ!(何)笑 

トーマの心臓は持ってます。
萩尾さんの漫画って、不思議な世界(私には)笑

あのね、一度聞いてみたかったんだけど、私って中也に手を出してもいいと思う?
何となく、手を出せずにいるんだけど…(汗)
大人の意見を聞きたくて。

2008/12/15 08:33 | ノラ [ 編集 ]


No title 

中原中也・・・教科書で読んで、こころがカラッポ・・と言うか、経験したことのない虚無感に襲われたような記憶が・・・。
「一面の菜の花、一面の菜の花・・・」ってエンドレスに続く詩、ありませんでしたっけ?
あと、あの男か女かわからない顔・・・。哀しい遠い目をしていたような。
私は高村光太郎の「ボロボロなダチョウ」が好きで、今も読むと号泣しちゃう~v-409

トーマの心臓!ホモの吸血鬼の漫画でしたっけ?
あれ・・ちがったかな?でも読みました。
私は池田理代子命、のヒトでした。
里中満知子も読みましたね~。
友人のお姉ちゃんから借りた「季節風」とか、きわどいものばかりで、母に見つかっては怒られていたっけv-356
あの頃は学校でそのテのこと教わらなくても、自分で発掘して、「大人になっていった」よな~・・・。

2008/12/15 11:15 | とんがりねずみ [ 編集 ]


No title 

こんばんわー

「読書の秋」・・は、木の葉ともに去り
寒さに「暖」を迎えながらの「読書」になりました。

私は、ここ数日来、吉川英治の「私本太平記」を
読み返しております。
「人間」を視点にあて「歴史」を紐解こうとしておられる氏の
「労作」に改め、「心」の糧になりそうに思われます。

しかし、「中原中也」はお恥ずかしいことですが、
まだ、読んでいません、
さっそくに読んでみたいと思います。


2008/12/15 22:00 | つとちゃん [ 編集 ]


コメントをありがとうございます♪ 

ノラちゃん
>大人の意見を聞きたくて
いや、今‥気分は少女ですから!(笑)

試しに数編、紹介しました。(ホンの入り口ですが)
お肌に合わなければ、御使用を中止下さい!^^;
ノラちゃん、中也はハマルと思うけど、精神を浮上させながら、読んでね!どっぷり浸かると、不安定さにメゲます!

あら、ノラちゃんは望都さんの世界には染まらないか‥では、中也も合わない可能性、40%くらいに修正ということで!^^;

とんがりねずみ様
中也は数編、紹介してみました。昔と違った感想‥がある?^^
ま、懐かしんで下さいませ!

>ホモの吸血鬼
それは「ポーの一族」だっちゅーの!(笑)
池田理代子さんも、里中満智子さんももちろん読みましたがな~^^
あの頃、お小遣いはすべて本代(マンガが80%?)になっていました。(涙)お洒落する余裕が無かったわ~!

>自分で発掘
うん、知識だけは負けなかったわ~!知識だけ‥^^;
自分で発掘すると、とんでも無い事を覚えたりして~!
今、こんなに簡単に情報を入手できると、若者はかなり危険です!
正しい知識が、どこにあるか見つからない。

つとちゃん
中也がつとちゃんの好みかは‥未知数です。
男の人にあまり人気は無かったかも?本日、数編紹介しましたので、お肌に合わなければ、中止して下さい。^^

歴史が絡むと、本は難しくなるので、私は逆に苦手になるかも‥
(昔、社会系が苦手だったので^^;)
歴史を絡めた文学は秀才の方が好みますね。
つとちゃんは、やはり秀才タイプなんですね。^^
私は「大体」「大抵」でしか、物を見ない悪い癖があるので、歴史物を読むと、自分の知識の無さに打ちのめされます(苦笑)

2008/12/16 01:54 | マダム半世紀 [ 編集 ]


No title 

まあ、ほんとうに恐れ入ります。

中原中也の「詩」読ませていただきました。
よく、「詩は心の窓」っていわれますが
そのときの心に「悲しみ」があるとき「つらさ」があるとき
この「詩」は心をとらえてしまいそうですねえ、

私は「乱読」のほうで、人生も乱れっ放しの愚かなもので
ふりかえることが恐ろしくさえあります、
「汚れちまった、悲しみ・・・」

鈍才のままこれまで生きてきています、
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

2008/12/16 21:40 | つとちゃん [ 編集 ]


つとちゃん 

> そのときの心に「悲しみ」があるとき「つらさ」があるとき
> この「詩」は心をとらえてしまいそうですねえ、

はい。捕らえられてしまいました。^^
自分が純粋に「悲しみ」だと思っているものが、汚れてしまっている事に気付く。
少し大人になったんでしょう(笑)
実は少女時代には心に響かなかったんですよ。^^;

> 今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致します♪

2008/12/17 02:51 | マダム半世紀 [ 編集 ]


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