2007・06
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2007/06/01 (Fri) 励ましの詩 ・・・はげましのうた・・・

若人よ がんばれよ


疲れた身体が妙に重い
そう気付いたら急に裏切られる
リズムを刻んで勝手に闇を蹴る足が
別の生き物のようで
どこに向っているのかわからないから
ぼんやりと地面を見てしまう

頭の中でエコーする言葉が
何度も何度も心をえぐるけど
えぐられた心を埋める為
呪詛してみたり 励ましてみたり
責任転嫁してみたり 嘲ったり

それでも容赦無く跳ね返り
暴走しまくりのお言葉は
計らずも零れてしまった自信て奴を
赤面に変えて引っ張り出す

そんな夜は無数にある

忘れようと思い酒を飲んでみても
結局悩みの場所に行き着く
それはもう壊れたプレイヤーだね

もとより謙虚のつもりの心は
実は自尊心の裏返しで
貴方は自分で思うより自信家だ

でも それでいい

それでも傷ついた動物が
薄暗い一角で傷を癒す為
じっと身体を丸めるように
この暗い夜道を
永遠に歩いているつもりで
気付いたら玄関で鍵を回している

でも それでいい
帰って来ればいい

そんな夜を幾度も越えて
強くなったらそれでいい
そんな夜を幾度も彷徨い
優しくなったらそれでいい




*2010年 製本
 登録日時は便宜上のもので、詩の製作日とは無関係です。

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2007/06/15 (Fri) ドブネズミのように 

大きなドブネズミが
陽を浴びて微睡んでいた
艶も失い傷だらけでボロボロで
目を閉じて動かぬ様は
戦場で死にゆく老兵に見えた

15年も前の数秒が
ゴミ箱の中の彼の一瞬が
私の中で永遠の映像に変わる
私に「生きる」を教えてくれる

ドブネズミのように真摯に生きたい

生まれる事の意味がそのまま
「生きる」事
忌み嫌われる動物さえも
「生きる」にシンプルな彼らは
時に神々しく輝いている

幸せとか意味とか理由とか
「生きる」に色々飾りをぶら下げる
人間の頭上のはるか遠く
彼らはもっと道理に近い存在
きっと神はシンプルなんだ

迷い悩む私を引き戻してくれる彼は
ゴミ袋の上で陽を浴びて人生を語る
プライドとか見栄とか
そんなものはいらない
生きる事が目的なのだ
もうとっくに生を終えてなお語りかける

ドブネズミのように真摯に生きたい




*2010年 製本
 登録日時は便宜上のもので、詩の製作日とは無関係です。

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