2007・02
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2007/02/01 (Thu) 夜明け前・・・よあけまえ・・・

新聞配達のバイクの音で
夜の終わりの近さを知る

夜と昼の境目が 酷く曖昧な時季は
闇の時が妙に長くて 抜け出すのが嫌になる

エセ「人類の最後の一人」の孤独感
シンと冷え 固まった空気
切り離された空間 
この静けさが好きだ

目は翳み 脳は痺れ 
口は乾き 肌は艶を失う
ダメな人間になれる 灰色な一瞬が愛しい

心の一部が反乱している
理性と戦っている
ああ 私は大人に成りたくなかったんだな

オトナナンテ ツマンナイ
長く封印した 陳腐な言葉を呟いてみる 
大人に戻る夜明けの一瞬前




*2010年 製本
 登録日時は便宜上のもので、詩の製作日とは無関係です。

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2007/02/15 (Thu) 葬る ・・・おくる・・・

貴女の横たわる場所はこの世界のどこより
      清潔で華やかで美しい
 そして白く高潔に演出された静寂な空間

     
  すっきりと切り出した白木の棺の前で 
 見ることが出来なかった貴女の歩みを想う

    花嫁衣裳の如き経帷子に 
      初夜の若き肌を想う

     菊と百合と蘭の饗宴に 
  笑い転げる乙女の清々しさを想う
 
 自然で上手な死化粧のピンクのルージュに
     青春の初々しさを想う

       
  苦しみから解き放たれた貴女は
      あまりに美しくて
   病院のベッドの上よりずっと
   幸せに見えてしまうから困る
      つい嬉しくなって
       良かったねぇ
     綺麗だねと呟いてしまう
    
      

時が来て貴女の肉体との別離が現実になる
薄情な私は悲しさに復讐される
抜け殻と理解していても
確かな物が無くなってしまう事の寂しさ
貴女の姿をもう見ることが
出来無くなるのがこんなに辛い
   
重く熱い鉄の扉の前で
貴女の人生の重さを想う
貴女の微笑みと情のこもった言葉を想う
貴女の握ってくれた手の暖かさを想う
貴女と共有できた時間の長さと
親不孝の長さを今更に想う

感謝と愛しさと少しの後悔で
私は貴女を おくる




*2010年 製本
 登録日時は便宜上のもので、詩の製作日とは無関係です。

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