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2008/02/12 (Tue) 危険な遊び

嵐、台風、雷大好きです。(被害を受けている方には、本当に申し訳ございません)

マダムは海育ち。それも、お洒落な砂浜ではなく、生活する為の海でした。
だから未だに、海に行ったら何か取ってこないと損した気分。年に一度の墓参り兼、里帰りでは「磯物」と呼ぶ、小さな巻貝を水中眼鏡をかけて取っています。そんなに美味しくないかもしれないかも‥でも、磯の香りの獲物です。

毎日海で遊びました。冬でも、岩場でままごと、砂遊び、流れ着いたゴミの中から宝物探し。
夏の海はもっと楽しい‥中でもやめられないのが、台風の後の波乗り!
すごいんです!台風一過の青空の中で、灰色の海が轟々と音を立て、子供の遊び場の港の堤防の中ですら、大きな波が‥(いや、地元の海は遊泳禁止ばかり。でも、そんなの関係ねえ‥ですね)そして、コンクリを打ってある場所には、伊勢海老やら、鮑やら入った生簀カゴ。この上に乗ると、超面白い!!人気スポットでございます。
ご存知と思いますが、台風後は寄せる波より、引く波がすごいんです。浮き輪なんか使おうモノなら、あっという間に堤防外へ持っていかれます。堤防内なら安全と、教わってもいない決まりがあって、それだけは守るのですが、あの波は、波の出るプールでは味わえない子供達へのご褒美でした。

でも、息子達にはさせません。そこに育った者のみの知る、危機管理能力を持っていませんから。マダムの知る限り、危険な事はしまくりますが、海で死んだ子供はいませんでした。小さな集落ですが‥

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2008/02/14 (Thu) 口は災いの元

殺されかけた事‥二度あります。

マダムは末っ子。口が回らない内から、兄に喧嘩を売った‥なんていう逸話がごろごろ。
大変頭と口の回転の早い子供だったようです。そうです、メチャクチャ生意気だったんです。

小さな集落で、結構年上のお兄さん家に遊びに行ったりする事もあり、やさしいお兄さんでした。小さい頃から、美形好き。多分格好も良いお兄さんだったような‥20代くらいだったかしら‥でも、2~3年程、疎遠だったと思います。
そのうち、マダムも小学校高学年になり、素直に接する事が出来なくなりました。そしてたまに見かけるお兄さんは、髪が薄くなって来たのです。素直でないマダム、「はげ~はげ~」と囃したてる事に‥もちろん相手は大人だし、やさしいお兄さんだし、弱い者苛めでは無いので、心に一点の曇りも無いのです。真実だし‥
ところが、彼の心は大変傷ついていたのですね(あたりまえだって!)追いかけて来て、首を絞められました。いや~もう少しで死ぬとこでしたね‥息出来なかったから。でも、彼が本気で怒っていることが分かり、人間は、真実でも口にしてはいけない言葉があるんだ‥と、初めて分かったのです。もちろん親には言いません。自分が悪かったんですから‥

子供はやはり、身をもって学ぶのが一番。でも、一歩間違えてたら死んでいましたので、アホな大人が多い今の時代、あまりお勧めは出来ませんけど‥マダムの周りの大人が、ちゃんと大人でいてくれて良かった~。

「口は災いの元」と言うのを、小さい頃の子供達に教えるのに役立った話ですが、「お母さんひどすぎる。そんなんで人を殺したら相手が可哀相‥」と、まともな反応。その通りです。
誤解を解く為にも一言。マダムは○○って嫌いではありません。
二度目に殺されかけた話は又の機会に‥!

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2008/02/18 (Mon) 丸い海

子供時代って、綺麗な景色で感動した事はあまり無かったような‥

青い海、青い空、満天の星空、真っ赤な夕焼けも当たり前でした。山に沈む夕日に心動かしたのは中学生になってから。それまでは何でも、すごいとは思っても、それ以上では無かったような‥
子供のPTAでお母さんが「今の子供は夕日を見ても感動しない」と嘆いていましたが、夕日に感動している小学生がいたら、大人すぎて少し怖い。いいんです。小学生は「すげえ~」で十分。

「すげえ~」の10倍の衝撃を受けた景色が、小学生の時に一度あります。
マダムの小学校は一学年一クラス。クラス替えなしで卒業まで。理科、図工で2週間に一度は、校外授業で山に行ったり海に行ったり。何しろ学校の前が海、後ろが山でしたので‥その日も、先生が「山へ行くぞ~」子供達が「わ~い!」
通常は学校の裏から直接登るのですが、その日はなぜか校門を出て、10分程歩いて山の登り口へ(もしかして同じ山のルートを変えただけかも)大体一時間程で学校に戻らねばなりません。そんなに高くは登らないのですが、その日は天気が良く、汗をかきながら狭い急な山道を登って、30分以上登ったでしょうか‥目の前が急に開けて‥

青い空、青い海‥びっくりしたのは海が丸いんです。地平線がまあるいーっ。すっごいモノを見てしまった!本当に地球は丸いんです。クラス全員で「すっげえ~!」と、大騒ぎ。

今思うと、きっと先生はこのポイントを見つけて、私達に見せたかったのでは‥通常の山歩きでは、雑木と雑草が生い茂り、海の見えるポイントってそんなに無いんです。地平線が丸く見える高さまで、獣道のようなところを通って行くのは、高学年でも大変でしたが、今はあの衝撃を感動に替えられるくらいには大人になっています。うん、地球は丸い!先生、ありがとう!何先生だったか忘れたけど‥。






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2008/02/19 (Tue) 天の川

昔話ばかりで恐縮ですが‥ついでに~

中学まで、視力は普通に良かったんです。
本好きのマダムは「めがねに憧れてわざと目を悪くした」という、作家の話に惹かれ、メガネをかけたくなったんです。やってみました<暗闇で本を読む>多分、半年もしない家に視力は落ちたと思います。

視力の良かった頃、夜遊びをしないよい子でしたが、それでも満天の星空は何度も見ていました。
小学校4~5年くらいで、理科の教科書で天体を学ぶのですが、どうも夜空には「天の川」があるらしい‥本好きのマダムですから「天の川」は知っていたのですが、中国とか、遠い世界の話だと思っていました。なのに、なんだか普通に授業が進む???後で、仲の良い友達にそっと聞いて見ましたが、彼女も天の川が見えると言うのです???

中学生になって、目が悪くなってから、犬の散歩でボーと夜空を眺めていたら、謎が解けました!!!
マダムは天の川をず~~~っと「夜の雲」だと思っていました。多分目が良すぎて、小さな星まで見えてしまったせい‥だと、思っています。負け惜しみだけどねっ。
でも、「夜の雲」は結構広い範囲で、せっかくの星空を隠す憎い奴でした。この雲さえなければ、きれいな星空なのに~って、思っていたんです。でも、気付いたのが中学生って遅すぎです。友達には言えませんでした‥バレてない筈。

中学生で気付いた事がもう一つ。「巨人の星」のオープニング「お、も、い、こ、ん、だ、ら、~」の場面で、飛馬がローラーを曳いているシーン。ず~~~っと「重いコンダラ」で、ローラーがコンダラって名前の道具だと思ったんです。ある日、父と一緒に見ていて「あのローラーみたいなのって、コンダラっていうんだ~変な名前だね」と、口走ってしまいました。もちろん父は大うけで‥でも、同じ人は案外多いみたいで、この前TVで同じネタをやっていました。良かった。私だけじゃなくって!

「天の川」を「夜空の雲」だと思っていた人はどこかに居ませんか~?

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2008/03/04 (Tue) うるさいな~

夜のライトアップ
DSCF0573_convert_20080303190540.jpg

<殺されかけた話パート2>

反抗期だった高校生時代、母の怒り方もヒステリックに拍車がかかりました。
あまりの煩さに、思わず口から出てしまった言葉が「うるさいな~」‥いつもは思ってても、言わないのですが‥親にうるさいって言ったのは初めてですよ~。
母は台所で何かしていたんですが、怒りも頂点に。
「親にそんな口を利くような子は育てた覚えは無いっ!そんな子にしてしまったのは私の責任だっ!
あんたを殺して私も死ぬー!」と包丁を持ってマダムの方へ。
マダムは目の端の方に姉がいる事を意識して、(多分おねーちゃんが止めてくれる)と(もういーや、殺すなら殺せ)が五分五分で、反抗的な目で、母を見つめておりました。
もちろん母も、姉がいる事を計算していたと思います。当然、姉は止めましたよ‥だから、まだ生きているんですが‥

今ではTVでも、「ウルセーくそばばぁー」って良く耳にしますよね。よく殺されないですねー。
ウチの息子も保育園時代に「○○くんはお母さんの事、くそばばーって言ってるよ。いいなあ~」って言ってました。「言いたいんなら、言ってみれば~?」と睨んでみたら「怖くて言えない」とさ‥

子供には小さい頃から、経験談を話し、「うるさい」って言うと殺すよ‥と、冗談まじりに脅してありますので、未だに言われた事は無いんですが、反抗期以降は小言の途中で、サッサと部屋に入ってしまいました。
マダムんちでは、猫でもテリトリー(トイレとか、カゴの中とか)に逃げ込んだら、それ以上は追い詰めない‥というルールがあるので‥賢い方法です。

中学の友人が、自爆で死に掛けた事はありますが(家出して3日間隠れてて、餓死しそうになった)親に殺されかけた人は、あまりいませんでした‥「うるさい」は恐ろしい言葉ですよ!‥多分。





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2008/04/11 (Fri) 初物

兄の所から、おコメと筍を送って戴きました・・・・初物!

早速茹でて、本日、筍ご飯と煮物で楽しみました。
実家の近くは筍の生産地。
伯母の嫁入り先がお寺で、竹林付きの為、昔はシーズンになると、段ボール箱で2つも3つも届き、皮むきもアク抜きも大変だったのを思い出します。
まだ、シーズンには早いため、姪の入学祝いの返礼の為、わざわざ義姉がどこかで購入してくれたんでしょう‥小さめのが2個。これくらいが丁度良くて、大変有難い!感謝!

そうそう、2月のブログで書いた、大学受験を受けていた姪は、無事第一志望の国立大に合格しました。
しばらくは2時間かけて、自宅から通うようです。兄は喜んでいます。心配性なんで‥
姪は二人姉妹で、姉姪も他県ですが、国立大です。
兄はマダムと違い、教育重視派なんです。昔は仲が悪かったんですが‥

考えてからでないと言葉が出ない兄と、機関銃の様に喋る妹。仲が良い筈が無い‥
昔は良く、投げ飛ばされました(兄が高校生、マダム小学生の頃)受身は自然に体得したマダム。
そして、マダムが高校生の時、兄に「勝った!」と思った出来事が‥

マダムは小学生の時、鼻を強く打ち、中の骨が曲がっているらしく、鼻血を良く出す子だったんです。
一回出たら、止まらない‥只でさえガリガリの虚弱体質。親にはずいぶん心配をかけました。
そうです!マダムは結構便利に鼻血を利用していましたとも!学校で出て、困る事もありましたが。
長年の鼻血との付き合いにも慣れ、高校生時代には、比較的自在に出血が出来るように‥

そして高校生の時、事件が‥原因は忘れましたが、例によって兄との喧嘩。
マダムの口答えに、切れた兄がビンタを一発!
悔しくって、頬を押さえたマダム。頭の中では「ここで、鼻血を出してやるっ!」
はい、出ました‥下を向きながら、出た鼻血を見つめるマダム。
オロオロする兄‥勝った!!!

それ以来、兄に暴力を振るわれた事はありません。
両親亡き今では、墓参りも兼ねて夏に3人兄妹一家で、兄の家に集合して、思い出話なんぞいたしますが、その時の話をすると、兄と姉に「ヒドイ奴」と言われます。他にも色々言われますが‥
今でも兄と姉の前では、ワガママな妹で居られる‥大変幸せな事だと思います。

色々な感謝を込めて‥筍、おいしゅうございました。

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2008/05/13 (Tue) 台風ですか?

何度か書きましたが、雨だとスイッチ切れるけど、台風は別格!
過剰にスイッチ入ります。

子供の頃から「ワクワク」しました。
一説によると、低気圧の影響で、気分がハイになるそうですが。
ちょっと子供に戻って、わくわくを探ります。
台風被害を受けている方には、誠に申し訳ございません。

「台風」はドラマチック!
古い映画やドラマには、台風のシーンは山場として、比較的多かった気がします。良く「窓が飛ばないように木で打ちつけてるシーン」がありましたもの。

海の豹変!
暗い空と灰色の海のゴーゴーとした海鳴り。
照明、音響効果とでももうしましょうか‥何事が起こるか、恐怖心を煽ります。
あの波で家が沈んだらどうしよう‥

停電・・・・キャーッ!しかも昔は長かった。良く停電した。
日中でも暗いのに、夜中なんてメチャ大変。
何しろ普通の日でも、トイレは肝試しが出きるほど怖い存在。
家の一番暗い場所にある、ボットントイレ。照明は外から覗かれない様に、豆電球1個のみ。外の藪を渡る風の音と、奈落から吹き上がる風。何が出てもおかしくない!ここに、蝋燭、もしくは懐中電灯のみで行かねば成らない恐怖ー。しかも、ゴキ、蜘蛛、ゲジ、ムカデが実際お出迎え。一人では決して行けないってば!本当よ。
蝋燭の光で、ご飯を食べる事すら、恐ろしいわよ~!
キャンプみたいで楽しかったけど。

TVがすでに生活の一部だったマダムは、思うとバーチャル世代だったのね‥おまけに子供だったから、天然のテーマパークのようなもの?恐怖を楽しみにしていたのかも‥
実際に被害にあった事が無いので、未だに子供時代の「わくわく」が残ってるのね。
世間様、再び「申し訳ございません」
ここ以外では、台風が好きな事は内緒にしますってば。

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2008/07/15 (Tue) 夏じゃん。

もう、7月も半ば‥
青春又はチビ春の若者は‥夏休みが間近ですね~

夏休みぃ?一ヶ月ぐらい取ってみたいぜ~
‥と、呟くマダムは、すでに遠い昔に煌く夏を置き忘れた、疲れた大人。

それでも、子供の頃の条件反射か、夏が来ると
遊びたい~、海に行きたい~

宿題だけはいらないよ。
大変だったな~夏休みの宿題。

毎日の絵日記
毎日の計算ドリル
毎日の漢字ドリル
毎日の夏休み宿題帳(国、数、理、社の4教科日替わり40ページ)
毎日のラジオ体操
理科の自由研究
3冊分の読書感想文
図工の自由工作
図画の絵

結構な量でした。
宿題が大嫌いな少女マダムは8月25日過ぎにやっとエンジン駆けるけど‥
9月にずれ込むのはいつもの事。

それでも、真面目(?)なA型だから、先生に褒められるような仕上げをしたい‥
無理だって!

始末に悪いのは‥

絵日記=毎日「○時に起きて、○を食べて、○ちゃんと海へ行った」の文字と、青い海の絵。
海しか行ってないし‥

自由工作=今は大工好きのマダムですが、その頃は手芸好き。工作には興味無かったよ。

自由研究=ひまわりとか朝顔とか、低学年の内は良いけどさ、中学年になったら、仕方無しに虫を防腐処理(昆虫採集セットなんて持ってないもん)無しに菓子箱に止めて‥腐ってたなぁ~

この3つは、地道な努力の出来る奴にはかなわないさ。

ホント、やっつけ仕事でしたわ~
「丸投げ」って思いつかなかったし。

それでも楽しい夏休み!

い~の。学校が休みならば‥

い~な。仕事も休みならば‥



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2008/09/21 (Sun) 父との会話

どう?そっちは?
あ~?
おかあちゃんとケンカして無い?
ああ~
おやじさん「カナヅチ」説で出てるけど、本当は泳げなかったんじゃないの?
けっ‥ふざけんな!
本当?やっぱ、カナヅチだったんじゃあないの?
カッパと呼ばれてたのを知らね~のか?
アメリカまで泳いだ事あるんだからな。

うそ~(笑)
ま~な。得意じゃあ無かったけどな。
俺は身体が貧弱だから、海水バンツになるのが嫌でさ~

へ~。
煙草吸う?
あんな毒みたいなもん、もう吸ってね~よ。
お前もいい加減、やめろよな。

え~っ!?煙突みたいだったおやじさんに言われたくないな~
じゃあ、コーヒー飲む?
コーヒーか‥久しぶりだな~。
この香りが好きなんだよな‥

どう?美味しい?
うまい。
お前さ、やっぱり煙草は止めとけよ。
女が煙草を呑んでる姿は、どうしても品が無いからな。
俺みたいになっちまうし。

わかった、わかった。
その内、やめるから。
息子も大きくなったな~。
大変だったんじゃないか?

まあね‥でも、おやじさん達の時代の方が大変だったんじゃあないの?
ああ~、大変な事も多かったな。
でも、気の強いお前がさぁ、良く我慢したと思ってさ。

気が強いから、頑張ったんだってば~(笑)
そ~かぁ(笑)
これからは少し、楽をしろよ。

うん。ありがとう。


9月21日は13回目の父の命日です。
実際には、この家に来る事が出来なかった父ですが、今日は遊びに来て貰いました。

童話「青い鳥」を読んでから、「死者の時計は誰かの思い出で動きだす」と私は信じています。
ですから、仏壇は作りません。先に逝った母と飼っていた犬と父が、一緒に写っている写真を飾ってあるのみです。

ちょっとした時間に、父と母を思い出し、タマに遊びに来て貰います。
只、残念なのは、父と母は一緒に遊びに来てくれません。
母が亡くなってから父が逝くまで、15年の長い時があったせいかもしれません。
ま、会話はいつも似たようなものですが‥
母とは良く「ダンナの愚痴」を言い合いますので、父が一緒に来ないのはそのせいかも‥?笑

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2009/03/11 (Wed) きみの朝

思い出の曲です。
岸田智史

「きみの朝」
ヨウツベの中から、音が一番心に響く物をえらんだら、貼り付けが出来なかったの。
別窓で聞きながら読んで下さい。

30年近く前に、マダムがマダムになっていない頃の3月、母は逝きました。
看病といっても私はまだ若く、母の入院に付き添っても、何をしていいかわかりませんでした。
ただ、雑誌を読んでひたすら退屈な時間を過ごしていました。
痩せて、別人の様になった母を見たくなくて、ロクに東京から戻りもしませんでした。
子供っぽい独りよがりな悲しみに、浸っていたのかもしれません。

そろそろ危ないんじゃあないか・・と連絡が入り、実家に帰った当日、しばらく病院に泊まり込んでいた姉を家に帰し、私がその日は泊まり込みました。
これから危なくなってくると、私では何をしたら良いか分からなく、姉にお願いする事になりますので、今の内に姉を休ませる目的と、まだ安心できる内に、看病できるかなと思ったんです。

そして、私が病院に泊まりこみをした朝、母は51歳の生涯を終えました。
その夜、母はうなされて、うわ言を言っていました。あと数日と医者から言われていたので、ああ、もう夜は苦しくて、ゆっくり眠れないのね・・・と思っていました。
そして夜明け前にやっと静かになり、母が眠ったと思い、私も安心して眠り・・・7時頃に回診に来た看護婦さんが、母が息をしていない事に気が付いてくれました。
私は呆然と、人工呼吸をしながら母に呼びかける看護婦さんを見ていました。

ああ、母の最期に気付いてやれなかった・・・と、親不孝な私は後悔しました。
姉だったらいつもと違う事に気付いていただろうに・・・
この曲を聴くと、あの病院の朝の光の中の母を思い出します。

せめて、子供を産んでからだったら、もう少しマトモな看病が出来たんでしょうに。
お母さん、貴女は早く逝き過ぎました。
何もしてあげれなくて・・・ごめんなさい。

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