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2008/04/23 (Wed) 四月の詩

ビル街convert_20100102161952

ビルの直線で切り取られ 歪んだ形の青空が

それでも妙に爽やかで 悲しくなる4月の午後

樹木は命の色になり そこら中でブツブツと

機械で出来た車さえ 光の装飾を身にまとう

人は 狂気を防護から 攻撃に変えて進むのだ

ああ、石の街でも 夏の兆しが動めいている



今日は爽やかな一日でした。
休憩時間に、青い空を見ていたら、仕事をしているのが嫌になりました。
そんな気持ちを、とても爽やかに(?)表現してみました‥ハハハ
恨みがこもってます?

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2008/05/09 (Fri) 海になる

海は青かった。

2日間天気が良く、故郷の海はやっぱり青かった。
お墓参りもしましたよ。海を臨む場所にある墓所。父も海が好きでした。

でも、私と息子その1は散骨派。自然界に帰依願望があるんです。
その為には「散骨クラブ」(本当はこんなフザケタ名前では無いっ)に申し込みをしとかないとね‥

10年以上前に書いた、マダムの死‥いやっ、をご紹介。
タイトルは「海になる」そのまんまですな~
海convert_20100102162521


私は死んだら海になる
灰になった私は 
海の細胞のひとつひとつに滲みとおり
人間の出す廃棄物を 一生懸命浄化する
私が人間であった事の罰に
プランクトンになり 魚になり
短い命で浄化しよう
奇形になり 犠牲になり 長い年月をかけて

時々は警告しよう
少しだけ人間に戻してあげる
文明の残骸と汚物をほんの少しだけ
浄化しきれない無念と共に
自然に帰した 私の意志を
誰かが気付いてくれる様に


ん~どんだけ海が好きなのよ~
好きなものはしょうが無い!

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2008/07/30 (Wed) 雷雨

日曜、月曜と「ブログは夜1時まで」を守りましたよ~
でも、お蔭で3連勤務が無事出来ました。
水曜休みなので、今日はゆっくり皆様のブログ拝見と自分のブログの更新を。

日曜、火曜と東京、埼玉は雷雨でしたね‥
日曜は日没間際の雷雨で‥

マダムは都庁が窓から見える勤務地のビル9Fでグダグダお仕事をしていますが、南側の窓際の席なので、窓からは遠く板橋、豊島、練馬あたりの空が望めます。
知っている人は知っている(当たり前)
練馬は入道雲の産地。雷雨が比較的多く発生します。
パノラマで稲妻を楽しむ事もシバシバ。

日曜の様に幻想的な景色を見たのは初めてだったので、ご報告を‥!
各地、雷雨で犠牲者も出ていますので不謹慎と思いますが、勝手ながら、自然の織り成す美しさの感動を、是非残しておきたい。

稲妻
稲妻 posted by (C)でんすけの父
遠くの空から青空が消え 
黒い染みから光が踊りだす
雲の上の見えない稲妻が 
雨雲を瞬かせ
雲の下に走る閃光は 
時に残像を残す程の強さだ

太い剣を大地に突き刺し 
間段無く鋭い刃で闇を切り裂く
怒りを見せ付けるが如く 
闇と怒号がどんどん近づいて来る
青空がその有様に脅え 
世界が暗雲に飲み込まれた時

突然 闇の中に浮かび上がる金の蝋燭
重い緞帳を払い 
真横から覗く金色の夕日が
四角いビルの窓ガラスを 
まるで夜の川に浮かぶ
いくつもの燈篭の様に光らせた

自然が無機質な都市を 凌駕した
その瞬間だったのだろうか

そして闇は薄まり 蝋燭の光りは消え
空は赤から紫 次第に夜が滲み出る 
雷雨と夕日の一瞬の和解 
もしくは饗宴


「詩の様な物」にしてみました。
私の味わった感動が、少しでも伝われば‥非常に嬉しい。
伝わらなかったら、力不足でごめんなさい‥

日曜の雷雨に感動していたら、火曜日の雷雨はドンピシャで、帰宅時に重なりました。
不徳の致すところ‥謹んでお受けいたしました。

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2008/08/12 (Tue) 夏の朝

蝉の声に囲まれて-3
蝉の声に囲まれて-3 posted by (C)Liber


夏の朝


まだ夜も明けきらぬほどの 
薄暗い朝の光に
待ちわびた様に響く蝉の声

鳥のさえずりさえ打ち砕く程に
一心不乱に叫ぶ恋の歌

恋しい恋しい
恋しい恋しい‥と

私は闇の残った部屋で
眠りにしがみつく一時に
その素直さに心打たれる

なんと生きる事に忠実な彼らよ

疑る事も無く 
地中の長き時をこなし
地上のほんの数日で一生を終える

恋の叫びの大きさは
なんと生きる事の力強さよ



休みの日の前夜ブログを楽しみ、いつもながら「あ~朝が来ちゃう」と、あせって寝ようとして、トイレに入ったら(笑)夏の朝の独特な空気の中で、もう蝉の声が合唱を始めました。
朦朧とした鈍い頭に、彼らの声は生きるエネルギーそのもので、妙に感心して書き留めた詩です。

薄暗い、湿った空気の中で聞く、蝉の声はさほど腹が立ちません。
強い日差しと暑さの中で聞くと、メチャメチャ頭に来るのに‥人間なんて勝手なものね‥


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2008/08/15 (Fri) 終戦の日に

私は戦いを知らない

父や母の味わった 飢えを知らない
祖父や祖母の涙した 我子との別れを知らない

爆音の凄まじさ 
一瞬の光に溶けた街
焼けて色を失った世界と 
肉体の焦げる匂い
突撃した青年等や
自害する少女達

何年もの辛い日々を
いくつもの悲しい魂を
私は知らない

私は平和を知っている

明かりの下で食べる 白いご飯や
陽だまりで 眠る猫
TVに映る 沢山の人々や国々
天真爛漫な笑顔 
幸せと呼ばれるもの

戦いを知らない私に出来るのは 
平和を伝える事

戦争が遺伝子から消えてしまった子供達へ 
戦いへの道を 歩み出す事がないように
平和は戦いでは得られないと 伝える事

貴方達は又 伝えてくれるだろう
遺伝子に平和を刻み込んで
深く刻み込んで



戦争がすでに遠くなった、終戦の本日
私なりの言葉にしてみました。

明日は同窓会の為、朝早くの出発です。
お肌の調子を考えて、たっぷり寝たいので、今夜のブログめぐりは程々にいたします。
今更だけど、ちょっとは見栄張りたいのよ~
女の性ね‥ウホッ(ウダムさん、頂き♪)

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2008/08/31 (Sun) 雨

雨のち晴れ
雨のち晴れ posted by (C)seiko

空が哭く ゴウゴウと
時に凶暴な 女のように
怒りのままに 吹き荒れる
世界を 破壊するが如く
そこかしこを 打ち砕く

空が嘆く 突き刺す針
時に冷たい 女のように
凍えた涙で 拒絶する
すべてを無に 帰すが如く
何もかもを 打ち捨てる

空が泣く 累々と
時に馴染みの 女のように
乾いた街に 染み透る
萌える大地に 戻すが如く
溢れんばかりに 包み込む


ここのところの気まぐれな天候で、雨の降らない日が珍しい程ですね。
詩になるかな‥なんて思ったけど、演歌になってしまいました?‥笑・笑・笑
ちょっと前にやっていた「阿久 悠」さんの特番の影響でしょうか?

天候は自然現象。
怒っているか、哂っているか‥
受けて側のみの一人相撲。
分かっていても‥少し怖いですよね?

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2008/09/06 (Sat) 詩‥お好みでスルーOK

詩は好き嫌いがあるし、
忙しい中で書きとめた=苦しい気持ちの吐露
という面もあるので、共感できない方も多いと思います。
遠慮無く、スルーして頂いてもよろしくてよ!
(なぜか女王様です)

BGMはもちろんこの曲
「松山千春  恋」

愛する事に疲れたみたい 
嫌いになったわけじゃない
・・・・
今度生まれてくるとしたら
やっぱり女で生まれてきたい
だけど2度とヘマはしない
あなたになんかつまづかないわ
・・・・・
男はいつも待たせるだけで
女はいつも待ちくたびれて
・・・・
それでも恋は恋

おほほ・・・・
これを超える詩なんか・・・書けるかいっ!
と言いつつ、若き日の想いで松山千春に挑戦!
やっぱり玉砕ですか?(涙)
一つだけ言わせて頂ければ・・・
疲れちゃったらもう 「恋」では無いかも・・・



「ふたりの夜」 18年前

情熱が去った後の愛は 空気のようで
疲れきってしまったから 大事にしなくなった
もう一度と期待しても 空回りする
だめかもしれない 予感が淋しいね

素直になれない 自分がつらくて
そうしてしまう あなたを憎む
口に出せない ひどい言葉が
胸をめぐって とても苦しい
ため息の多くなる 冬の夜の中で

優しくない私と わがままなあなた
どちらの罪が 重いのだろう
わかっていても 前へ進めない
悲しみさえも 冷めてしまう
二人共 疲れているから




「貴方へ 私へ」 15年前

今が幸せで 
明日もそうだと信じる貴方へ
足元で幸福が崩れていくのに
どうして気付かないのだろう?
人間とは そうしたものかもね

待つ苦しみを
時間が和らげてくれると思う私へ
諦めと 無関心意外に
薬は無いかもね
時間が優しいわけではないわ

宮沢賢治はデクノボウになれたかな?
私はデクノボウになれるかな?
愛の反対語は 無関心だって




「鏡の中の私」  7年前

オンナを捨てたつもりなのに
マニュキアを塗った指先は
悲しくて 愛しくて
私を愛してくれる人は
この世界に いない寂しさ
切れないままの 長い髪に
混じる白髪の 見苦しさは
充分に分かっているのに
まだオンナに しがみついてる

たいした苦労をしてない代わりに
人間として誇るものも無い
一人で立つ 勇気も無いけど
何かに捕らわれるのも 嫌い
オンナを楽しむことは 苦手だったのに
こだわってしまう矛盾に 心が軋む
どう生きたらいいか
悩む心を 鏡が映す





「人間が夜光虫に思えた夜」 1年前

夜空に映る 幾千億の灯りと
その何倍もの 人々の想い

燃え上がる愛と 深い憎悪
暖かな団欒と 凍てつく淋しさ

イルミネーションで 飾られた地球は
美しさの中で 侵食されていく

宇宙の 長い時間軸の中では
星々の運命は ほんの瞬きで

矮小な夜光虫に 滅ぼされても
さしたる問題では なさそうだ

春の夜に想ったこと


その時の気持ちを残したかったので、直したかったけどほぼ原文。
ブログだから、日記代わりでいいかな~と思って。

きゃぁ~。やっぱり、昔の詩って恥ずかしいね~
だから、無理にコメントはしなくてもいいよ~

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2008/09/28 (Sun) 貴方への手紙

貴方の傷の深さを想う
 どんなに痛いか
 どんなに悲しいか

貴方の失ったモノは大き過ぎるから
どの言葉も傷つけてしまいそうで
言葉を選んでは捨ててしまう

貴方はきっと私より強く
貴方はきっと私よりしっかりしている

でもこんな時は
強くなくても良いと思う
しっかりしなくても良いと思う
一番ツライ別離だから

貴方の与えた笑顔が
確かにあった幸せが
宝石のような思い出が
悲しみにゆっくりと滲みて
貴方の生きる力となる事を
心から願っています





私の拝見しているブログで、悲しい事がありました。
その方におかけする言葉がすぐには見つかりませんでした。
拙い言葉ですが‥送らせて頂けたらと思います。

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2008/10/18 (Sat) 空

青い空_convert_20100106123201

深き青に何を見る
 悠々と風を切る 鳶の翼か
 まして際立った 稜線の鋭さか
 色散りばめた中に残る 錆色の立ち木か
 かすれた筆の跡の 雲の妙か

青の深さに何を想う
 封じた 言葉の塊か
 振り返った 道の長さか
 胸の真ん中に空いた 穴の大きさか
 ほのかに灯る 先への希望か

塊は種となり 足跡に咲く花となる
消えない炎は 転ばぬ歩みの助けになろう
生きる力は 腹から生まれ
厚くなった足裏で 青い大地を踏みしめる
 


故郷の空を思い浮かべながら 秋の詩にしました。
皆様の心に残る秋の空が‥思い浮かんだなら、嬉しいですわ。

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2008/11/06 (Thu) 死について考えてみた

死という彼と‥


青春と呼ばれる 輝く季節にいた頃
彼は 悲しさと美しさで装飾され
雪の中で彼に抱かれる 切なさを願った
彼はまだ 現実よりはるか遠くにいて
私もまた 夢の中にいた

幼き子を抱いた頃 彼は恐怖そのものだった
この子を彼に 渡してはならぬ
この子を残して 彼に抱かれる訳にはいかぬ
少しの気配からも身を守り 必死に彼と戦った


巣立ちの季節が過ぎ 気付けば彼をふと感じる
影の中から 老いが手招きしている
何時の間にか影が伸び 私は薄暗さの中にいる
色濃くなった影からは いずれは病も届くだろう

親しい人も 彼に連れていかれた
多くの出会いの中で 幾人かは逝ってしまった
感じる悲しみは 想いの強さだ
映像の中のあの人も 今はすでにいない
感じる寂しさは 過ごした時への執着か

思えば 彼もずいぶん優しくなった
彼の中に 近しい人達のぬくもりも見える
怖く無いと言えば もちろん嘘だ
存在が消える不安と 肉体の苦しみ
だが いずれはひとつになる必然だから
その時が来たら そっと身を委ねよう

私と出会ってしまった貴方へ
私の生きた証を どうぞ貴方は受け止めて
出会いの記念に 私の言葉を

貴方の生きた証は もちろん私が受け止める
貴方の言葉を 噛み締めて 
私の生きているかぎり 出会いへの感謝を込めて



ご存知の方も多いと思いますが、ブログ交流のあった方が亡くなりました。

実はここ数年、「死」が身近になってきた事を感じていました。
多分「死」というものが、幼い頃より何度となく考えるテーマであったのは、私だけでは無いと思います。
で、そろそろ「死」を主題にした、センチメンタルでは無い「詩」が出来無いものか?と、試作していた下書きがありました。私のこれから行く方向を決めるようなもの‥これが、難しい。
私には、まだその力量は無いものと思われます。
出来の良いものでは無いのですが、今のところの記録として、残したくなりました。

「パパになれないおとうさん」の早すぎる死も、発表のきっかけになりました。
様々な出会いの方々へ、メッセージを伝えたくって‥
未熟な点はお許し下さい。まだまだ若造です(ワカヅクリと読まないでね‥笑)


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2008/11/10 (Mon) 木枯らし

冬の飛行機雲_convert_20100106123403

木枯らし

小春日和が続いた後に
突然吹き荒れる 木枯らし
今まであまりに 穏やかだったので 
すっかり忘れていた 冬の始まり

空ろな心の 緩慢な動きの中
こぼれる言葉は 自嘲の呟き
「何度も同じ目にあったではないか」
わかっている 人を哂ってはいけない
せめて自分を哂うぐらいは 許して欲しい

ふと気付く 今の自分は般若の顔だ
鬱々とした心は 顔を醜く老けさせる
憂い顔は 若さの特権だから 
悲しいが すでに権利は持ち得ない
悩む事さえ叶わない そんな自分をまた哂う

哂いを無理矢理 笑みに変えて
暗い瞳は 化粧で装う 
少し長く生きた女の これが戦い方だ

走れなくても まだ歩ける
今立ち止まれば 進めなくなる
それぐらいは 知っている
もう一山 登れるか? 
四つん這いなら どうにかなる筈

木枯らしと 降り出した冷たい雨が 
心に妙に符合して 
気恥ずかしくなる 冬の気配



明日は代休の突然の代休です(笑)先日間違えて出てしまった分。

ちょっと暗い詩ですか?‥それは‥許して。
何があったかは聞かないで頂いて・・・・・まあ、人生色々あるさ。

でも本日、走り出した地下鉄の電車の中で、小さな女の子の
「ママ~ う○こ」
と、電車内に響き渡る大きな声。
「あ~、今の私はこの子のママより切羽詰まって無い‥」
と思ったら、メチャメチャ気が楽になりました。可笑しくて。
あのお母さん、焦ったろうな~
でも、私は助かりました♪

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2008/12/01 (Mon) ホームレス

時計
時計 posted by (C)alpo

浮浪の人


凍える師走の 風の中
うずくまり うな垂れる姿は
汚れと臭気を 鎧にして
何を守っているのか

責任から逃げ
義務から逃げ
自由からも逃げてしまった

家庭を捨て
社会を捨て
存在すら捨ててしまった

痩せて丸めた 背中と 
生活染みた 多くの荷物
老いの不安を 彷徨う瞳で
囲っているのは 一つの命だ

命を蔑んではいけない
命を哀れんではならない

雑踏の中では 彼も私も同じ
誰も 気に止めず
誰もが 見えない振りをする
ただただ 街の景色のひとつ



街や公園でホームレスを良く見かけます。
昔は「乞食」といい、家を回って食べ物を乞う人や、座り込んでお金を恵んで貰う人を、たまに見かけましたが、今は「乞食」をしている人はあまり見かけません。
浮浪者=ホームレスは、私に取っては追い詰められた人々というより、なるべくしてなった人。
様々な事情があったとしても「自己責任」の面が強いと思っています。
特にギャンブルで借金作って・・・なんてのをテレビで見ると、「ムキ~ッ!」なんて。
だから・・・・同情はしません。侮蔑も優越感もないけど。
個々の事情は分からないですが、私にはどうしても「逃げた人」のイメージが・・・

彼らの姿を見て、己の守るべき物を再認識し、弱い心を封印するのみ。
大した違いは無いと思うのよ。弱い人間だもの。
簡単に踏み越えられる一歩だからこそ、逃げ出さず、捨て去らず、踏み留まろうと思うのです。

只、厳しい寒さの中、彼らが無事生きながらえる事を願って。
難しいかもしれないけど、やり直すチャンスが生まれる事を願って。
自己顕示欲の為、人を殺してしまう奴等より、余程マトモに思えますモノ。

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2008/12/21 (Sun) イルミネーション

ディズニーランド イルミネーション
ディズニーランド イルミネーション posted by (C)youkey

イルミネーション

 道で拾ったすべすべの小石
 手の中で光る蛍
 袖口が鼻水でテカテカしてる男の子
 バケツの中で厚く凍ったまあるい氷

忘れかけてた思い出が

 顔だけで憧れた先輩
 親友との案外深刻なケンカ
 テストの裏側に書いた落書き
 何故だか集めていた香りのついた消しゴム

宝石の様に輝きながら

 初めて購入した化粧品
 成人式の振袖やスーツ
 片方だけ失くしたイヤリング
 不安を上回る大きな夢

高く暗い夜空に冴えて

 名前の刻まれた指輪
 守らなければならない小さい手
 家族で囲む食卓

 愛やら夢やら妬みやら
 希望やら感動やら挫折やら
 笑い声やら悲しみの涙やら


華やかに 賑やかに 
そして時には淋しげに
キラキラと 瞬いている
一瞬をすべて結晶にして
溢れんばかりに 流れるように
キラキラと 煌いている




ああ、今年もあと10日間も無くなってしまったんですね
早すぎる‥
今、そこかしこで素敵なイルミネーションがあってヒカリモノの大好きな私ですが、ゆっくり楽しむ余裕がありません(涙)
ギロッポンとか、ドームとか‥行ってみたいぜ!
でも、今年も近くの駅前公園のイルミネーションでいいや‥

クリスマスが終わったら、直ぐにお正月の準備ですね。
今年の勤務日も、後数える程‥ファイト!

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2008/12/27 (Sat) 出発ち

夜空convert_20100106124354

夜の出発ち

夜空に輝く 遠き星の如く
到達点は 遥か彼方なり

我齢には 目眩がする程
心にきつき事なれど
やらなければならぬ事也
逃げ出すわけにはいかぬ

我来た道は楽しけれど
気が付けば 足跡無残也
後に来る者の為
道を均すは 我責任

花火の後始末は 侘しきなれど
子供の笑顔に 勝る物無し
輝きし日々の残骸を
拾って歩くも 我勤め

足跡を気にして歩めば 進めまい
楽しきを捨てて歩めば 笑えまい
前だけを見て 歩んだ日々に
後悔はすまいと 誓うなれど
我の甘さに 唇を噛む

残骸を拾い 足跡を埋め戻す
来し道の長さが 行く道の険しさよ
道の長さに 心が揺れる
負う荷の重さに 膝が軋む
ああ楽したいと 弱さが覗く

到達点は 遥か遠く
夜空に輝く 星の如し

弱きを振り捨て さあ出発だ
輝く一個の 星を目指して
新しき年の 明けるに合わせて




まあ、人生色々あるさ‥シリーズで(笑)
取り合えず、目指す方向が決まったという事で、ご報告。
楽な道では無いけれど、もう一山、登ってみますわ。

個人的な事ですので‥家庭内ドロドロを知りたい方だけ続きを読んで下さい。
あっ、無理に読まなくていいから・・・・(笑)

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2009/01/12 (Mon) 冬の夜明け前


冬の夜明け前

新聞配達のバイクの音で
夜の終わりの近さを知る

夜と昼の境目が 酷く曖昧な時季は
闇の時が妙に長くて 抜け出すのが嫌になる

エセ「人類の最後の一人」の孤独感
シンと冷え 固まった空気
切り離された空間 
この静けさが好きだ

目は翳み 脳は痺れ 
口は乾き 肌は艶を失う
ダメな人間になれる 灰色な一瞬が愛しい

心の一部が反乱している
理性と戦っている
ああ 私は大人に成りたくなかったんだな

オトナナンテ ツマンナイ
長く封印した 陳腐な言葉を呟いてみる 
大人に戻る夜明けの一瞬前




これは、一ヶ月前に少女に戻っていた時に出来た詩です。
皆様はすでに、「立派な大人」の紳士淑女でありますが・・・・「立派な大人」は時折飽きますよね?
たまには少年や少女に戻って頂いて、受験勉強等の時の「あの一瞬」を思い出していただければ、うれしいです。
えっ?忘れた?
ふふっ‥覚えてますよ~きっと。

今日はファミレス友達と新年会です。
行ってきま~す!

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2009/02/07 (Sat) 友へ

Fly away #2
Fly away #2 posted by (C)alpo

友へ

 

 何時になったら自分の為に泣けるのか・・・・

そんな言葉がこぼれ落ちるほど
貴女は悲しみで溢れてしまった
愛する人達から隠す為
悲しみはすべて呑み込んでしまったから

 もう直ぐ髪が抜けるからウィッグを買ったの
 被ってみたけど誰も気付かなかった・・・・

貴女は泣く代わりに笑うから 
私も一緒に笑ってみる
子供達のあれこれを楽しげに告げる
未来への期待を 背骨に添えて
貴女は辛うじて立っている

普通に歳を重ねていても 
枯れていくのが憂鬱な季節に
大切な物を失う心の傷を
理性で隠し切れないのは当たり前
女である事の悲しい証明

輝く時間を共に過ごし 
怖い物知らずだった貴女と私
いつでも未来は明るくて
自由と愛と幸せは
努力で手に出来る筈だった

今ではお互いに傷ついて 
ズタボロのポンコツだけど
不安の中でも微笑む貴女は 
傷だらけでも 美しい戦士だ

貴女の悲しさをすべて 
受け止める程の器はないが
哀れんだりしない大きさでいたい

弱音を吐いても 臆病でも 
たとえ泣いても 格好悪くても
貴女は私の誇れる戦友だから
昔よりもずっと・・・


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2009/02/26 (Thu) 義母をおくる

6月の白
6月の白 posted by (C)alpo

おくる


貴女の横たわる場所はこの世界のどこより
      清潔で華やかで美しい
 そして白く高潔に演出された静寂な空間

     
  すっきりと切り出した白木の棺の前で 
 見ることが出来なかった貴女の歩みを想う

    花嫁衣裳の如き経帷子に 
      初夜の若き肌を想う

     菊と百合と蘭の饗宴に 
  笑い転げる乙女の清々しさを想う
 
 自然で上手な死化粧のピンクのルージュに
     青春の初々しさを想う

       
  苦しみから解き放たれた貴女は
      あまりに美しくて
   病院のベッドの上よりずっと
   幸せに見えてしまうから困る
      つい嬉しくなって
       良かったねぇ
     綺麗だねと呟いてしまう
    
      

時が来て貴女の肉体との別離が現実になる
薄情な私は悲しさに復讐される
抜け殻と理解していても
確かな物が無くなってしまう事の寂しさ
貴女の姿をもう見ることが
出来無くなるのがこんなに辛い
   
重く熱い鉄の扉の前で
貴女の人生の重さを想う
貴女の微笑みと情のこもった言葉を想う
貴女の握ってくれた手の暖かさを想う
貴女と共有できた時間の長さと
親不孝の長さを今更に想う

感謝と愛しさと少しの後悔で
私は貴女を おくる




コメントを頂いてるのに・・・すみません。少し編集しました。
暗い記事が続くのは申し訳無いので、この記事で義母への気持ちをまとめてしまいました。
「続き」に「義母の生涯の記録」を入れてあります。少し長めです。
私自身の為に残してありますので、こういうのが苦手な方は、ご遠慮なくスルーして頂いて大丈夫ですよ!

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2009/03/25 (Wed) 春の声

金魚convert_20100106122015

まだ見ぬ君へ・・・エールを送る

つむじ風が吹き荒れた後
春の花の残り香に乗って
近隣の風呂場から響く幼子の泣き声

まだ見ぬ君よ
髪を洗うのがそんなに嫌か
頭からお湯をかぶった君の
怒りの抗議が目に浮かぶ

まあるい顔の真ん中に
ブラックホールを造ったら
そうだ思いっきり吠えるが良い

波動砲をぶっ放せ
遠慮なんているもんか
訴えろ 君は正義だ
泣き喚け 君の権利だ
分別なんて踏み潰せ

小っさい大人の小さい常識
君にはまだまだ必要無い
君より素直な存在も無い
隣家の親父が怒鳴り込んでも
君の泣き声にかなうもんか

お風呂は宇宙 君は太陽
地球の海の替わりのお湯で
陽炎みたいな湯気の中
日本のどんより濁った空気を
エネルギーで切り開け

不況なんて関係ないさ
君の未来は輝いてる
風呂場の電気はピカピカだ



例によって、トイレに座ってぼ~っとしていたら、斜め裏の家のお風呂場から、賑やかな泣き声が(笑)
マダムんちの周りは、家が古くて狭いせいか(?)ご年配の方が多いんですが、珍しくその家だけ小さい子供が誕生したみたいで・・・・

都会って不思議なんですが、10年近く同じ方が住んでると思われるのに、言葉を交わしたのが2~3度で顔も覚えていない。裏だから?

人づてには離婚したと聞いていたので、しばらくは男性一人で住んでいた様子でしたが、いつのまにか再婚してお子様が生まれた・・・らしい?^^;
2年くらい前から子供の声と、新たに赤ちゃんの声が加わったんで、子連れ再婚?な~んて想像しているんですが・・・いつまで「まだ見ぬ君」なのかは不明。一生かも?^^;

でもね~どよ~んと澱んだ日本の空気には、この赤ちゃんのエネルギーの塊のような泣き声でバーンと切り裂いて入れ替えるみたいな・・・こう~わかります?(また丸投げや~)
・・・で、その素直に不満と怒りを訴えてる泣き声を聞いていたら、とっても嬉しくなってしまいました!
そんな気持ちを詩にしました。
WBCも要領良く、優勝したしね!

ワハハ・・・素直に泣ける限り、君の未来はメチャ明るいぞ!

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2009/04/12 (Sun) 桜道

桜convert_20100106122506

桜道

花まだ早き桜道
五分咲きの空は肌寒く
隣を歩く男の抜け殻が
すかすかと音を立てる

二十五年も一緒に歩き
楽しんだ桜道
傍らの男の中身は
いつのまに空になったのか
ただ骸骨に張り付いた
微笑みさえが嘘臭い
花冷えに凍ってしまった悲しさを
溢さぬように目を伏せる

もうこの男と桜道は歩くまい
五分咲きの桜は淋しいけれど
満開の桜はもっと淋しい
青空に燃える薄紅は美しすぎて
私の中に悲しみを詰め込む
夜空に染みる薄紅は妖しすぎて
私はひどく薄情になる


満開の桜も散りかけなのに、少し季節が遅かったですね。
中々言葉にならなかったので・・・
3月末の情景でした。
貼り付ける写真が欲しかったわ・・・・

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2009/05/14 (Thu) 幸せって何?

飛行機雲_convert_20100106124035

幸せというもの(5月に思う)

道に迷った時は
「自分の幸せ」を考えろと
攻略本には裏ワザが出てたけど
「私の幸せ」ってなんだったっけ

夢は時間を食べてしまうから
少しづつ閉じ込めていった
自由を削り家事に代えて
家庭に幸せを塗り込めた長い年月

誰のせいでもないけれど
「自分の幸せ」なんて言われたら
急に迷ってしまった
自由は憧れだったのに
自分で嵌めた枠の狭さに驚く

理性と臆病の違いは何
素直と我儘の違いは何
分別と退屈の違いは何
知識と理屈の違いは何
人間てやっぱり難しい

悩んで見上げた空は五月
風が気持ち良いから もういいや
今までは幸せだった(多分ね)

そのうち「幸せ」というものを
きっちり解説できるくらい
標本でも並べてみるか


DSCF1252_convert_20090515015300.jpg
息子その2恒例の母の日のプレゼント「カサブランカ」

私もそれなりに生きてきますと、それなりに悩みがございます。
生活的な悩みやら、哲学的な悩みやら・・・
皆様もご存知のように、生活的な悩みに対する答えを日々求めつつ・・・まあ、「ギャンブル依存」に対処出来る方法を模索しているわけですね。
そして、ある本の中で目にした答えが・・・
「自分の時間と力を自分の幸せの為にだけ使おうと決意するようになる事」が手始めなんだそうです。
いや・・・これ、難しくないですか?

で、色々悩んでたんですが、「私だけの幸せってなんだろう?」って。
答えが出ない。・・・って事は立派な共依存なのかもしれません。
この話は長~くなるので・・・後日!

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2009/06/05 (Fri) ドブネズミのように

ドブネズミのように

大きなドブネズミが
陽を浴びて微睡んでいた
艶も失い傷だらけでボロボロで
目を閉じて動かぬ様は
戦場で死にゆく老兵に見えた

15年も前の数秒が
ゴミ箱の中の彼の一瞬が
私の中で永遠の映像に変わる
私に「生きる」を教えてくれる

ドブネズミのように真摯に生きたい

生まれる事の意味がそのまま
「生きる」事
忌み嫌われる動物さえも
「生きる」にシンプルな彼らは
時に神々しく輝いている

幸せとか意味とか理由とか
「生きる」に色々飾りをぶら下げる
人間の頭上のはるか遠く
彼らはもっと道理に近い存在
きっと神はシンプルなんだ

迷い悩む私を引き戻してくれる彼は
ゴミ袋の上で陽を浴びて人生を語る
プライドとか見栄とか
そんなものはいらない
生きる事が目的なのだ
もうとっくに生を終えてなお語りかける

ドブネズミのように真摯に生きたい



ドブネズミつながりで・・・懐かしい歌はもちろん


15年ほど前、ファミレスでパートをしていた私。古い建物で外のゴミ箱には時折小動物の影が・・・
その日は日中、ゴミ箱掃除のあと、水切りの為蓋を開けていましたが、ゴミ袋がすでに2個程。
そのゴミ袋の上にそれはもう・・・大きなドブネズミがじっと・・・死んでいるのかと思う程動かず目を閉じて佇んで(?)いました。
私は近眼なので、かなり近くで「生死」を確かめましたが、ちっとも動かず。良く見ると・・・猫との戦いの傷跡でしょうか?そこら辺に傷がたくさん。ボロボロでした。
彼に敬意を示し(怖かったのもある)私はゴミ袋を持ち帰り、彼の微睡みの邪魔はしませんでした。

そういえば・・・「リンダリンダ」が流行ったのは、もっと前でしたでしょうか?
この詩を書きながら思い出して貼り付けましたが・・・今思うと、「ドブネズミ」の美しさ。わかるような気がします。ドブネズミみたいな人間は・・・やっぱり苦手だけどね!


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2009/06/20 (Sat) 励ましの詩

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006 posted by (C)youkey

若人よ がんばれよ


疲れた身体が妙に重い
そう気付いたら急に裏切られる
リズムを刻んで勝手に闇を蹴る足が
別の生き物のようで
どこに向っているのかわからないから
ぼんやりと地面を見てしまう

頭の中でエコーする言葉が
何度も何度も心をえぐるけど
えぐられた心を埋める為
呪詛してみたり 励ましてみたり
責任転嫁してみたり 嘲ったり

それでも容赦無く跳ね返り
暴走しまくりのお言葉は
計らずも零れてしまった自信て奴を
赤面に変えて引っ張り出す

そんな夜は無数にある

忘れようと思い酒を飲んでみても
結局悩みの場所に行き着く
それはもう壊れたプレイヤーだね

もとより謙虚のつもりの心は
実は自尊心の裏返しで
貴方は自分で思うより自信家だ

でも それでいい

それでも傷ついた動物が
薄暗い一角で傷を癒す為
じっと身体を丸めるように
この暗い夜道を
永遠に歩いているつもりで
気付いたら玄関で鍵を回している

でも それでいい
帰って来ればいい

そんな夜を幾度も越えて
強くなったらそれでいい
そんな夜を幾度も彷徨い
優しくなったらそれでいい



若人よ、ガンバレヨ~~~~!^^
すでに傷つく事が(かなり)上手くなった大人より♪

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2009/07/07 (Tue) 七夕だもんね

DSC_2494.NEF
DSC_2494.NEF posted by (C)ドクターT

満天

満天の青に抱かれ
野山を走り 海で遊んだ
満天の星に抱かれ
青春に苛立ち 未来を夢見た

都会で 得たものは
自由と刺激と 小さな空の欠片
晴れた日さえ 雲の溶けた青は鈍く
曇りの夜にいたっては 
ネオンが染み出たピンク色
笑ってしまう程 有り得ない空色も 
雑線で切り取られた 痛々しさも気付かず
若さの額装で輝いて 太陽ほども眩しかった

金ぴかの額縁は とうに剥げ落ち
変わらず 細切れの空を仰ぎ見る
不眠症の街の 顔色は益々悪く
いよいよ病人の体だ

ああ 本当の空を見に行こう
小さな空の欠片は 満天に続く
青は深く 星は冴え冴えと
ただ頭上に広がる 満天の空へ

満天の青に抱かれ 
かつて私は笑い
満天の星に抱かれ 
かつて私は泣いた

今 満天の青をいだき
満天の星を抱きしめよう





七夕らしい詩をと、書き始めたのですが、あんまりロマンチックではなかったかしら?
う~ん、私の中にはもう・・・色気は欠片も残って無いのか?
いや・・・小さな色気の欠片は、きっと満天の色気へと・・・
・・・って、続いてどうなるっ!^^;

でもこの天気では、たとえ満天でも「七夕の逢引」は覗けないかもね。(覗くな!)

この詩で、貴方のかつて見た「満天の星空」が思い浮かんだら・・・嬉しいな。^^

ん?
もちろん「満天」はニュースで良く聞く「アレ」では無いから、そちらを思い浮かべないように!(
アレは円天?)
でも、これだけ「満天」を連呼したら、期末テストはバッチリよね!ジャストのお子様をお持ちのお母様は、呪文の様に読み上げてくださいな♪

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2009/07/23 (Thu) 夏の戦い方

ひまわり
ひまわり posted by (C)Shinba


裏切りの夏が来る


ギラギラと太陽が照りつける
まんまと水分を吸い上げられる
すでに半渇きの脳に
まともな思考を期待はするな

時に厚い雲で蓋をして
遠赤外線で蒸し焼きとは
バリエーションも心憎い
クーラーで弱った人間を打ちのめし
排出した熱を増幅し
濃い血液を送り込む
すでに人類は虫の息

そう 人間なんか
働いたって碌な事にならない
地球にとっても
宇宙にとっても
いまだかつて役立った事は無い
害虫の如きモノ
裏切ったのは我々か?

いつだって夏は正しい
正当な裏切りだ

だから逃げ出せ
這ってでも動ける内に

コンクリートの要塞は危ない
太陽の狙い撃ちだ
密かに抜け出し自然に紛れろ
誰にも見つかるな
時に豪雨で命を洗え
海に潜り
草に潜み
密林の葉陰でやり過ごせ

裏切りの夏が来る
太陽を武器にして
手練れた夏が襲い来る





梅雨明けしたのに、なんだかはっきりしない天気ですね。
豪雨で災害も起きてしまい、謹んでご冥福をお祈りいたします。

不謹慎ではありますが、台風が大好きなワタクシ。
今年は東京地方に雷が少ないのがちょっと不満。
昨年は素晴らしい光景を見てしまったので♪
ちなみにその体験(?)はコレ→雷雨

人間、どこで自然に感動するか・・・・わかりませんね~

今年も「仕事したくねぇ~~~~」と思いながら、ソコソコ仕事をすると思います。
でも、遊びたい気持ちも・・・アルと思います。
で、詩にしてみました。
でもそのもやもやのせいか、毎日読書三昧で、ブログ更新が滞っております。これからも更新は、細々とになるでしょう。
皆様のトコに行くのも更に減ってしまうと思います。
ごめんなさい。

この詩に共感できる方がもしいたら、夏から逃げ出しましょう!(笑
そういえばTAKEさんは・・・いち早く逃げ出したわねっ!抜け駆けよ(爆









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2009/08/22 (Sat) 天上の鐘

天使の梯子
天使の梯子 posted by (C)pem

天上の鐘


遙か高く
青き空から降るものは
人間の欲望の塊や
人殺しの道具では無い
祝福の鐘の音であるを願う
平和な夏に肌を焼かれ
労働で疲弊した体に滲み込む
只一服の涼風であることを


夕暮れの
光織り成す空から降るものは
病める人も悲しき人も
幸せな人にも等しくそそぐ
祝福の鐘の音であるを願う
絶望という名の空虚に
侵された心にも響く
何卒癒しの音であることを

今 天上の鐘の鳴る
祝福の鐘の降る



私自身が少しオチてる事もあり・・・誰か祝福の鐘を鳴らしてくれないだろうか?
な~んて、ぼ~っと、空を見あげてしまいました。
もし、同じように空を見上げてる人がいたら・・・あなたに祝福の鐘が鳴りますように!


*宗教等は一切無関係です。
 もちろん、勧誘もご遠慮させて頂きますね。^^
(そんな人はいないですね・・・エヘッ・・念の為)

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2009/09/18 (Fri) 夏の臨終

美しい食卓
美しい食卓 posted by (C)tomtom

夏の臨終

水平線のずっと先で
泡立つ波に砕けた夏の煌きは
バスの中の隣人のアクビにのんびりと乗って
猫のざらざらの舌でこそげ取られ
水着の跡と共に消えて行く

それなりに頑固な夏も
運動会の花火で打ち上げられて
太鼓で追い立てられては
長く真っ直ぐな飛行機雲の上を
無邪気に行進していく

百舌が冬を呼ぶより前に
金色の稲穂で撫でられ
ヘレン・メリルの切ない歌声に慰められ
庭の落ち葉の煙で燻されて
ゆらゆらとゆらゆらと登っていく

ほら 最後の欠片が
すでに一人ぼっちになったコオロギの
凍えた恋の音と共に
孤独に昇天する

今 夏が逝った



今回は少し、季節の先取り。^^
秋の深まりに寂しさを感じたら、
「ああ、夏の臨終」と思ってください。
(あ、なにかこの響きが気に入った^^)

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2009/10/07 (Wed) 荒地に立つおんな達よ


すすきの絨毯
すすきの絨毯 posted by (C)抹茶


おんな達よ
しなやかに目覚めよ
老いに向う事を人生と呼ぶなら
人生はもっと楽しんで良いはず
目を瞑ってしまってはいけない

平均寿命は延び続け
長き時を生きるのに
未だ花の命は短いまま
その何倍もの歳月を
喪失感で過ごすのか
若さに執着し時を恐れて
おびえながら生きるのか

おんな達よ
しなやかに進化せよ
老いは美しい
あなたの歩んだ道そのものだ
長い年月をかけて大事に踏み馴らした道は
その長さにこそ美しさの価値がある

若さの呪縛から逃れろ
目元のシワの深さは
幸せの微笑みの数
顎の下のたるみの重さは
受容の器だ
光にも似て頭髪は白く
節が太くなって荒れた手は
なんと愛らしいこと
あなたの善の証だ


人生のゴールは遠く
まだはるか遠く
おんなの美しさはそこにある
胸を張って歩け
しなやかに軽やかに
あなたはまだ美しさへ向う途中だ




皆様、お祝いのお言葉をありがとうございました。
大変嬉しゅうございました。^^
無事、50歳を迎える事が出来ました。
もう・・・後は楽しんで好き勝手生きてやる~!
お~ほほほ・・・

自分、及び、私と同じ様に感じた事のある女性すべてに、贈る励ましの詩です。
もっとも皆様、「オンナ、面倒だわ~」なんて、あまり思っていないようで、マダムの怠慢な心のボヤキであったかもしれません。

でもさ(ここら辺に反抗期が残ります)社会が老人を「美しい」と思ってくれる社会でないと、将来(サキ)は暗いぜ!
皆で「老い」は美しいって思わない?
無理矢理、思おうよ~。そしたらムダ毛ぼうB・・(あっ、又怠慢な心が・・・)

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2009/10/28 (Wed) 竜が眠る

舞う
舞う posted by (C)くにまつあやめ


竜の寝床


腹の中には竜が棲む
「おんな」という竜がいる
まあるくなったまどろみの中
時折りほうーと炎を吹けば
小さな熱が身体を駆け抜け
汗となって迸る
日常の中で噴火する

寝言の如き吐息でも
種火は子宮に燻って
微量のマグマが血管をうねる
滞らないように少しづつ
氷を齧り添えた手で冷やす
今日は背骨が燃えている
昨日は鳩尾だったけど
毛穴から出る水蒸気が
蜃気楼で過去を映し出している

腹に棲む竜は
残酷で傲慢で衝動的で
愛情深き支配者だから
一旦眠りに付いたからには
長く安らかに眠れるように
私は寝床を整える奴隷だ
そっと静かに
起き出さぬよう
暴れぬよう
そっと祈ってお茶を飲む



ココのところ「おんな」を軸に、詩を考えています。
どうしても、掘り下げると自分が「おんな」で、感性も又「おんな」の域を出ないだろうな・・・と。
では、とことん「おんな」に向き合ってみようか・・・と。
ん~。向き合う必要もないか?と思わないでもないけどね。^^;
そこは「詩」だから、許して。

情念っぽい?
でも、この詩が色っぽくないのを見破ったあなたは、同世代?
うふふふ・・・

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2009/12/08 (Tue) 山景色

いろは紅葉
いろは紅葉 posted by (C)トラ

山景色

秋だから心を登ってみる
虚しき風を頬に受け
手入れのしていない深き樹海をかき泳ぎ
胸の奥に隠した火口を覗き見る

休火山であるものか
沸々と水蒸気が噴き出ているではないか
そろそろ穏やかな日々を暮らせるはずの
一見緑に隠された岩肌の中に
感情の奔流はすさましいではないか

冷えてはいなかった
マグマは以前より尚激しく
深層を脈々と流れている

これを業というのだな

地表を侵略し平穏を飲み込み
いっそ溢れる喜びに耐え
深みへと潜んでゆくいじらしさよ

秋晴れの空は美しく淋しい
足裏に感じるは
猫の咽笛に似た静かなる地鳴り



そういえば・・・しばらく詩を書いてなかった。
お待たせしました!
・・・って、待っている人はいないかも・・・でも見せる!

これは、1ヶ月以上前に書いた詩です。
この頃、あまり言葉が浮かんでこないので、秋の詩で季節外れになりました。ゴメン。

えっ?別に爆発寸前ではありませんのでご安心を。^^
所詮猫の咽ゴロ程度ですから~~~~


本も読んでいますが、又紹介は後ほどで!

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2009/12/31 (Thu) 大晦日

大晦日

行く年の最後の日は
流れる時間をとっ捕まえて
よっこらせよこっらせと
錆びた関節のネジを巻く

脅迫でもされてるように
ほこりを見つけ
汚れを磨き
白く白く
物を片付け
ゴミを捨て
広く広く

新しい年の神様が
気持ち良くいられるように
幸せを沢山置いてくださるように

心を清め
体を清め
玄関を飾り
馳走を盛り

きりりと新年を迎える



いよいよ大晦日でございます。
早ご挨拶を頂いた方も多く・・・出遅れちゃいました。^^;
本当にこちらこそ、ありがとうございました。

励まして下さる皆様に、甘えっぱなしではありますが、新しい年もどうぞよろしくお願い致します。

良いお年をお迎え下さい。



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